
・パシフィカの種類が知りたい。
・どのパシフィカを買えばいいかわからない。
ぼっち・ざ・ろっくの影響もあり圧倒的な人気のギター「PACIFICA」
以前ぼっちちゃんが買ったギターは記事にしたが→こちら
いざネットで買おうとすると種類が多すぎてなにがいいかわからない。。。
そんな人へざっくり解説をしていく。
PACIFICA各シリーズのスペック
パシフィカは大きく分けて以下の5種類がある
- 012(島村楽器オンライン限定モデル)
- 100シリーズ(標準モデル)
- 200シリーズ
- 300シリーズ
- 600シリーズ
基本的に数字が増えていくほどに性能が良く価格が高い。
数字とアルファベットの並びによってある程度機能がわかるので参考にして欲しい
例えば「PACIFICA611VFM TBL」という機種は
6 | (600シリーズ) | 最初の数字はシリーズ名 |
1 | (ハムバッカー1基) | 二個目の数字はハムバッカーの数 |
1 | (シングルコイル1基) | 三個目の数字はシングルコイルの数 |
V | (トレモロブリッジ) | V(トレモロ)or H(ノントレモロ) |
FM | (フレイムメイプルボディ) | ボディトップの木材 FM(フレイムメイプル)or QM(キルテッドメイプル) |
TBL | (トランスルーセントブラック) | 色 |
数字とアルファベットに意味があるので、購入の際には確認が必須である。
一番下のモデルでも入門には十分であり、600シリーズはプロのギタリストも使用するほど幅広く展開されている。
どんな人でも自分に合ったギターを選ぶことができるのがパシフィカだ。
一番安価な012シリーズから紹介していく
「とにかく低価格で!」島村楽器オンライン限定012シリーズ
価格が安い理由は使用している木材とパーツにある。
ボディはアガチス(時期によって変わる)、ピックアップがセラミックマグネット、コイルタップ使用不可と
より安い価格で提供できるような企業努力がなされており2万円台でパシフィカが購入できる。
パシフィカのロゴを安く手に入れたい、同じ価格帯で少しでも安心できるギターが欲しい人におすすめ。
「圧倒的なコスパの標準モデル!」100シリーズ
パシフィカ標準モデル。コスパの良さは全ギタリスト納得の商品。
アルダーボディ、アルニコVピックアップ、コイルタップ機能
特にアルダーボディはfenderのストラトキャスターやテレキャスターなどにも使用されている木材。
価格は約35000円とエントリークラスではトップのコスパ。
コスパ重視の人は最初の一本で買っておけば間違いない。
トレモロ・ノントレモロ、レフティ、2ハムなど種類も豊富に展開されている
「標準モデル+美しい杢目!」200シリーズ
100シリーズと表面の木材のみが変わったギター。約40000円。
見た目の模様だけで5000円アップ?と思うかもしれないが
見た目は間違いなく大事、むしろ最優先すべき項目。そんな記事も書いている→【初心者の選び方】結局一本目のギターは見た目で買うのが吉ってこと
100シリーズの良さはわかるけど、見た目がなあと思うなら検討すべきギター
フレイムメイプル(FM:縞模様)キルテッドメイプル(QM:布のような模様)の見た目は美しく
5000円上乗せする価値は充分。ヘッドも色がついているのもたまらない。
値段が少し上がっても見た目が好きな人におすすめ
「P90搭載便利なペグ!」300シリーズ
ピックアップにP90、ロックペグ、TUSQナットとチューニングと100シリーズとパーツが異なる。
P90はシングルコイルよりも太く、ハムバッカーよりクリアなサウンド、二つの中間的な特徴を持つ第3のピックアップと呼ばれている。
ストラト系のサウンドが欲しい人は試奏や動画などで一度P90のサウンドを聞いてから購入しよう。
ロックペグはパーツだけで安いものでも6000円からと
この価格帯のギターについているのは珍しい。
弦交換がかなり楽になるのでおすすめ。
また、300シリーズはトレモロブリッジが搭載されたモデルがないため
アーミング奏法をしたい人は注意。
チューニングの便利さとP90の音色を求める人におすすめ
「10万円レベルのモデル最上位!」600シリーズ
パシフィカ最上位モデル。2021楽器店大賞
セイモアダンカンピックアップ、Wilkinson製トレモロブリッジ、Grover製ロックペグ、グラフテック TUSQ ナット
とこれでもかとパーツが搭載されておりあらゆるジャンルに適応する。
(ちなみに上に挙げたピックアップ3つとロックペグを単体で買おうとするとで合計約50000円くらいする。意味がわからない)
600シリーズは種類も多く
611(P90+ハム)612(シングル2つ+ハム)VFM(アーミング有)HFM(アーミング無)
611VFM・611HFM・612VFM・612HFMの4種類が存在する。
ぼっち・ざ・ろっくの影響もありいつ買えるかわからなくなっているギター。メルカリでは定価よりも高く売られてたりする。
プロギタリストも使用しており性能は間違いない。これで70000円は安い。コスパ最強。
予算内であるなら全ての人におすすめできる。
PACIFICAまとめ
- 012は低価格で安心できるギターを使いたい人に
- 100シリーズはコスパ重視の方に
- 200シリーズは見た目で少し差をつけたい人に
- 300シリーズはチューニングの便利さ、P90が欲しい人に
- 600シリーズは予算がある人全てにおすすめ。
パシフィカは種類が豊富なだけにどれを買えばいいかわからない人も多いだろう。
もちろん見た目で買うのもいいが、後悔するのは避けたい。
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